おそらく大多数の人は、地方上級や市役所などの公務員を選ぶでしょう。
でも、私はどうしても大学職員になりたかった。
この記事では、私が公務員内定を掴んだものの、国立大学職員として働く道を選んだ理由をお話ししていきます。
◆まだ第一志望をどれにするか悩んでいる人
◆たくさんの内定をもらって決めかねている人
などにも参考にしていただけると嬉しいです。
目次
地方上級・市役所を辞退して国立大学職員になった理由

一番の理由は、プライベートとの両立ができそうだったから。
・趣味の時間が確保できるか
・家に帰って疲れが残らないか
・将来子供ができたときに、家庭との両立が可能なのか
"公務員” という言葉にも憧れを抱いていたわたしは、もちろん、頑張って内定を勝ち取った「地方上級の自治体」に行こうと、まず思いました。
内定をもらったときは、親も、彼氏も、応援してくれた友人もみんな大喜び。
…でも。思ったんです。
わたしが欲しいのは、地位や名声じゃなく、自由で気楽な暮らしなんだ
そう思ってからは、決断は早かったです。
・転勤は免れない
・家庭より仕事が優先になるかも
・出世レースがこわい
・住民とのやりとりが辛そう
(民間時代ストレスだった)
・災害があったら家族を置いて招集
・平和で穏やかな職場環境
・人間関係のストレスがなさそう
・定時で帰れそう(疲れなさそう)
・ワークライフバランスがとれそう
こんな理由で、大学職員になることに決めました。
大学職員は、公務員ではありません
でも、いいんです。わたしは毎日を平穏でゆったり自由で幸せに暮らすために、大学で働くことを選択しました。
結果、毎日ストレスなく働けて、大正解でした。
大学職員を選んで良かったこと
市役所や地上自治体で働く友人が数人います。
そんな友人とたまに飲みに行くとき、必ずと言っていいほど仕事の話になります。
そこで話すときに、あー大学職員選んでよかったーと思うことを挙げます。
来客・クレーム対応が皆無
いろんなことで怒鳴ったりクレームをおつけてくる住民と話すことがありません。
来客や外線もあまりない。
電話は内線がほとんど。
お客様といえば、学生ですね。
学生でクレームを言ってくる人、面倒くさい人は滅多にいません。
奨学金関連の手続きで全然提出しない学生に世話を焼くぐらいでしょうか…。
かわいいレベルですね。
民間で働いていたときは、毎日ペコペコ頭を下げて、クレーム対応で半日費やし、相手が間違っていても謝罪をする
… 二度と戻りたくない(^_^;)
そんなストレスがなくなったことは、大学職員を選んで良かったと思うことです。
プライベートを思いきり楽しめる
自治体職員であれば、地域の行事ごとには必ず出勤しなければいけません。
自治体職員は、その地域の花火大会や夏祭りなどイベント事には要出勤です。
ただ、お祭りやイベントを影でサポートするという自治体なりの面白さはあると思います。
自治体ならば災害等になったら招集される
これが自治体で働くことを辞めた最大の理由です。
友人の市役所では、「大雨洪水警報」になったら招集がかかるようです。
つまり、休日でも出勤しなければならない
家族も連れて行っていいようですが、自分は仕事をして、家族とは離れていなければいけない。
わたしは、そんなときこそ家族は一緒にいたいと思っています。
もちろん、地域のため、住民のため、家族のために、地域を守る!!!という考え方も素敵です。
わたしの場合は、これが大学職員を選んで良かったと思える最大のポイントでした。
大学施設がいつでも利用できる
図書館や学食、運動場や体育館など、学生と同じように利用できます。
わたしは図書館で本を借りて家で読書することもあります。
また、同僚と学食に行くのもとても楽しいです。
大学職員を選んで後悔したこと
後悔したことか…。
ほぼないに等しいけど、挙げるとするなら
公務員ではないこと
これかな。
やっぱり、公務員試験勉強をがっつり一年やって、どれも最終合格したけど全部蹴って準公務員になったことって、誰も知らないことじゃないですか。
それに、公務員の世間体は言うまでもなく良いから、実は親も公務員になって欲しかったかもしれない。
まあでも!
人は人、自分は自分。
自分の人生は自分が決める。
一度しかない人生なんだから、周りに振り回されずに自分の好きなように生きたい。
自分の大事なものを大事にして生きたい。
そういう思いが強いわけで。
結局、わたしの場合は大学職員を選んで良かったという結論に行き着くわけなんです。
最後に
公務員試験の併願として、場慣れとして受験することが多い国立大学職員。
しかし、長い目で無理なく働いていくことを考えれば、大学職員ほど素敵な職場はないのではないでしょうか。
ぜひ、選択のひとつに入れてみてください。
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